(42) ステレオ画像相関法による変形計測
概要
2台のカメラから対応点間の視差を利用し、深度情報を取得する手法「ステレオ法」と複数の画像から
対応点の探索、変位量を取得する手法「画像相関法」を組み合わせることで、観察対象の3次元座標
(x,y,z)の取得が可能となります。
FEM解析の妥当性検証に活用可能です。また、溶接順序の違いが溶接変形に与える影響を確認できます。
計測手順
① 測定対象にランダムパターンを塗布
② 2台のカメラで測定対象を撮影
③ 変形前後のランダムパターンの変位を解析し、変形量として出力
- 観察面での3次元評価が可能です。
- 最大1.5×1.2m程度と、実部品に近いサイズで測定できます。
パンフレット
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実施例
- 対象物全体の溶接変形を連続的に3次元評価可能(x,y,z)です。
- 実ワークに重ね合わせて描画することも可能です。
*クリックすると、各パス後の変位計測結果を動画で確認できます。
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