(26) マクロ・ミクロ組織観察
概要
マクロ組織観察(~20倍程度)では、主に試料全体の組織や欠陥の有無を観察します。ミクロ組織観察(~1000倍程度)では、特定部分の組織や結晶粒の大きさ等を観察します。
当社は、研摩・エッチングの高い技術で、自動車、鉄道、車両、建築機械、エネルギー分野で数多くの観察実績がございます。デジタルマイクロスコープで広域観察を行えば、自席で好きな位置を拡大・観察できますので、手戻りなく調査を進めることが可能です。
パンフレット
適用対象
- 金属材料全般
観察項目
- マクロ組織観察
- ミクロ組織観察
適用例
- 浸炭層の組織評価事例
- 溶接部の脚長測定、溶込み状態、溶接欠陥の観察などによる溶接施工の適否判定
- 金属材料の介在物や偏析の観察
- 機械構造物・損傷部断面の切欠きや欠陥の有無調査
- 腐食部断面の観察による侵食深さや腐食形態調査
- めっき厚や浸炭層および脱炭層深さの観察
- 結晶粒度の観察と測定
- 炭素鋼~低合金鋼の熱処理状態判定
- ステンレス鋼などの粒界析出炭化物の観察による温度環境調査
保有機器の主な仕様
- デジタル投影機:2倍、5倍、10倍、20倍
- デジタル顕微鏡:12.5倍~1000倍
- マクロ組織撮影装置
- デジタルマイクロスコープ
[突合せ溶接継手部のマクロ組織観察]
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