(29)表面粗さ測定
概要
表面粗さ測定には、接触型と非接触型の測定装置があります。接触型は、接触子を試料表面に接触させながら測定します。一方、非接触型は、電子プローブ(走査型電子顕微鏡)やレーザ光(共焦点レーザ顕微鏡)などを用いて、高倍率の像を観察しながら試料表面の微細な凹凸を測定します。
適用対象
- 金属材料全般
- セラミックス、プラスチック
測定項目
- 接触型
・算術平均高さ(Ra)、最大高さ(Rz)、十点平均粗さ(RzJIS)、凹凸の平均長さ(RSm)
- 非接触型
・高低差の測定(μm単位の測定)
・3次元表示
適用例
- 線材表面の粗さ測定によるダイス性能評価
- 加工傷の形状測定による加工精度調査
- 溶接ビード形状の測定
- ワイヤ表面の粗さ測定
- Tiプレート表面粗さ測定
- ボルトネジ部の形状測定
- アルミ板の粗さ測定
保有機器の主な仕様
- 分解能:接触型 ;0.0001 μm
非接触型;0.01 μm (レーザ顕微鏡)
0.005 μm(FE-SEM)
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