(31) 三次元座標測定
概要
対象物の寸法および形状を把握するために、三次元座標(x, y, z)を測定します。ノギスやスケールでは困難な基準軸、基準面の設定が、任意に行えます。そのため、測定対象物が複雑な形状である場合や、溶接前後の変形量を把握したい場合に、有効な測定手段となっています。また、高速度で高精度な測定が可能となっておりますので、多点測定にも有効です。
適用対象
- 溶接試験材
- 加工部材
測定項目
- 三次元座標(x, y, z)
- 角変形量
- 縦、横収縮量
測定例
- すみ肉溶接試験材の溶接前後の変形量調査
- 電子ビーム溶接継手の変形量測定
- 抵抗スポット溶接の三次元座標計測
- 加工品の寸法精度調査
機器の主な仕様
- 東京精密製 三次元座標測定機 SVA800A
- 測定範囲:850 mm × 600 mm × 600 mm
- 測定精度:約5 μm(測定対象物による)
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