(9) 引張試験
概要
引張試験は、試験片を一軸方向に所定の速度で引張り、破断するまでの試験片の伸びとそれに要する力を測定するものです。引張試験を行うことによって、材料や溶接継手の機械的性質(耐力、引張強さ、伸び等)がわかります。高温、低温引張試験も対応可能です。
適用対象
- 金属材料全般
- プラスチック
試験項目
- 耐力、降伏点、引張強さ、伸び、絞り、破断位置、破断面観察
適用例
- 炭素鋼、特殊鋼溶接金属の引張試験
- 非鉄(アルミニウム合金、チタン合金)溶接金属の引張試験
- インバー材の低温引張試験(-196 ℃)
- フランジ継手部の高温引張試験(140 ℃)
- 耐熱鋼溶接金属の高温引張試験(550 ℃)
保有機器の主な仕様
- 試験力
- :5~1000 kN 試験温度:-196 ℃、-110~800 ℃
【引張試験機】
- 試験片
- :JIS、ASTMに準ずる
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